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スタッフブログ

2025/09/24

台風シーズンど真ん中!予測されるトラブルと対策!

台風シーズンど真ん中!予測されるトラブルと対策! 画像

目次

  1. 先に結論:台風×屋根は「固定」「防水」「排水」の三位一体で守る
     

  2. 浜松市の屋根が台風に弱くなる理由(潮風・紫外線・からっ風の三重苦)
     

  3. 今年も“起きがち”な屋根トラブル10選(発生メカニズムつき)
     

  4. 台風前48時間・24時間・6時間でやることリスト
     

  5. 台風通過後48時間でやることリスト(保険・記録・応急の判断)
     

  6. サービス① 固定力の底上げ:棟・ケラバ・留め具強化
     

  7. サービス② 防水ラインの再生:塗装・ルーフィング・カバー/葺き替え
     

  8. サービス③ 排水能力の増強:雨樋・集水・水切り最適化
     

  9. 症状別・最短ルート(文章版フローチャート)
     

  10. 太陽光・温水器・アンテナまわりの台風対策
     

  11. 住まいのタイプ別アドバイス(中古・二世帯・賃貸経営・空き家)
     

  12. いくらかかる?「台風・屋根・費用・対策」を予算別に考える
     

  13. 依頼のベストタイミングと、繁忙期の賢い動き方
     

  14. 見積もり比較のコツ(“同じ土俵”を作れば迷わない)
     

  15. よくある質問Q&A
     

  16. 依頼~完了までの流れ(はじめてでも迷わない)
     

  17. まとめ:今日できる一手が、台風被害を最小化する
     

1. 先に結論:台風×屋根は「固定」「防水」「排水」の三位一体で守る

台風時の屋根は、風圧・負圧(吸い上げ)・吹き込み雨・熱膨張の複合ストレスを同時に受けます。

  • 固定…剥がさせない:棟板金・ケラバ・軒先・瓦の緊結・ビス再設計
     

  • 防水…入らせない:塗装の再生、取り合いシール、ルーフィング更新、適切なカバー/葺き替え
     

  • 排水…溜めない:雨樋容量・集水器・谷・水切り・排水経路の最適化
    この三層を「弱点から順に」整えると、費用対効果が最大化します。順番は固定→防水→排水が原則です。

     

2. 浜松市の屋根が台風に弱くなる理由(潮風・紫外線・からっ風の三重苦)

  1. 潮風(塩害):金属屋根や棟板金の防食層が疲弊し、ビス周りのサビから緩みが進む。
     

  2. 紫外線・高日射:塗膜の樹脂結合が切れ、チョーキング→素地露出へ。継ぎ目のシールも硬化・割れ。
     

  3. 強風(台風+からっ風):端部に負圧が集中し、浮き→開口→吹き込みに。
    この三重苦が“下地の弱り”を加速。台風で一気に顕在化します。

     

3. 今年も“起きがち”な屋根トラブル10選(発生メカニズムつき)

  1. 棟板金のはがれ:貫材の腐朽+ビス緩み+負圧。
     

  2. ケラバ・軒先のめくれ:折返し寸法不足や固定ピッチ過大。
     

  3. スレートの割れ・反り:塗膜劣化+吸水乾燥反復。
     

  4. 金属屋根のハゼ開き:熱伸縮に追従できず、継ぎ目が緩む。
     

  5. 谷板金のオーバーフロー:落ち葉・砂堆積で流速低下、逆流。
     

  6. 取り合い(壁・棟・立上り)の浸水:シール硬化+風雨の吹き上げ。
     

  7. 雨樋のあふれ:歪み・勾配不良・集水器の処理不足。
     

  8. トップライト周りの漏水:防水層の寿命+押さえ金物の緩み。
     

  9. 屋根裏の結露増大:通気不足で湿気が滞留、木部含水率上昇。
     

  10. 太陽光・アンテナ基部の緩み:架台・配線の固定劣化、引き込み部からの浸水。
     

4. 台風による突風・竜巻の影響

—突然のガスト(突風)や竜巻で被害が出やすい“おうちの特徴”と、いま取れる対策—

① 突風・竜巻で屋根に起きること(メカニズムの要点)

台風外周や積乱雲の発達帯では、ガストフロント(突風帯)やダウンバースト、竜巻が突発的に発生します。これらは通常の強風と違い、

  • 屋根の**端部・頂部(棟・ケラバ・軒先)に瞬間的な負圧(吸い上げ力)**を集中させる
     

  • 風向・風速が一瞬で変化し、継ぎ目やビスの“弱点”をこじ開ける
     

  • 飛来物(枝・看板片)が局所的に屋根面を打撃し、防水層を破る
    といった“点で壊す”力が強いのが特徴です。事前に弱点を潰しておくかどうかで、被害の出方が大きく変わります。

     

②被害が出やすい“おうち”の条件チェック

以下に複数該当する場合、優先度高で対策を検討してください。

  • 立地条件
     

    • 海沿い・河川沿い・角地・開けた造成地(風の通り道)
       

    • 周辺に高い建物や防風障害物が少ない
       

    • 高低差のある地形の尾根・稜線付近や谷出口
       

  • 建物形状・屋根条件
     

    • 片流れ・切妻の大屋根で面積が大きい/軒が深い
       

    • L字・コの字で風が回り込みやすい取り合いが多い
       

    • 棟板金が長大、ケラバの折り返し寸法が小さい
       

    • トップライト(天窓)・谷板金・立上りが多い

  • 築年数が約20年前後の住宅
     

  • 設備・付帯部
     

    • 太陽光や温水器の架台が旧仕様(締結部が露出)
       

    • アンテナ支線のテンション不均一、配線の擦れ・たるみ
       

    • 雨樋の歪み・勾配不良、集水器の目詰まり履歴あり

静岡県中西部では9/5前後、牧之原で“国内最大級”とされる竜巻が発生し風速約75m/sが推定、掛川でも約55m/sの突風が確認されました。

菊川でも複数地点で「竜巻の可能性が高い」と公表。住宅被害は1500〜2000棟規模に達し、被害拡大が続いています。

他に袋井や御前崎付近に住まわれている方でも台風接近時は雨樋・谷の清掃、窓まわりの養生、異常の早期記録と点検を徹底してください。

5. 台風前48時間・24時間・6時間でやることリスト

48時間前(2日前)

  • 玄関・庭の飛散物を撤去(植木・物干し・軽量家具)。
     

  • ベランダ・谷の落ち葉清掃。室外機・フェンス固定確認。
     

  • 停電に備えてモバイルバッテリー充電、懐中電灯、雨具準備。
     

24時間前(前日)

  • 雨樋の集水器のゴミ取り。
     

  • 窓・シャッターの点検(がたつき・鍵)。
     

  • 室内の漏水に備えた養生(雑巾・バケツ・ブルーシート・タオル)。
     

6時間前(接近)

  • 不要不急の外出はしない。
     

  • 2階の家電は延長コードで移動し、滴下時に退避しやすく。
     

  • 停電想定で冷蔵庫の開閉を最小限に。
     

※屋根に上る・脚立に乗る行為は絶対に避けてください。安全第一です。

6. 台風通過後48時間でやることリスト(保険・記録・応急の判断)

6時間後:安全が確認できたら、外回りを目視。落下物・金属片・破片・雨樋からの滴下音がないか。
12時間後:室内天井・押入・点検口を確認。薄い黄ばみやカビ臭は要注意。
24時間後:異常があれば写真で記録(全景→近景→品番・部位)。保険証券も確認。
48時間後:雨が上がっても、風向が変わると再漏水する例があります。再確認→相談の流れを。

7. サービス① 固定力の底上げ:棟・ケラバ・留め具強化

狙い:最初に壊れる「端部・頂部・継ぎ目」を強化して、剥がれ・飛散の起点を潰す。
代表メニュー

  • 棟板金の貫材交換(樹脂製)+ステンレスビス化、継ぎ目の差し込み部材で風返し追加。
     

  • ケラバ・軒先の折返し寸法補正、留めピッチ最適化。
     

  • 瓦の緊結(クリップ・耐風金具)、棟の積み直し。
     

  • スレートの割れ差し替え・タスペーサーで毛細管浸水を防止。
     

  • 金属屋根のハゼ・ジョイント再緊結、端部の風返し。
    メリット:短工期・高効果。台風直前でも間に合うことが多い。
    耐久性の目安:10年前後(材・立地で上下)。

8. サービス② 防水ラインの再生:塗装・ルーフィング・カバー/葺き替え

狙い:固定しても水が入れば負け。表層から最終防水まで段階的に再生。

  • 高耐候・遮熱塗装(3工程):表面温度を下げ、塗膜で雨水の浸透を抑制。夏の膨張ストレスも軽減。
     

  • 取り合い部の防水処理:壁際・谷・立上り・トップライト回りのシール・水切り設計を最新仕様へ。
     

  • ルーフィング更新:最終防水。差し替え補修で済む場合と全面更新の判断をデータで。
     

  • カバー工法:既存スレート上に通気胴縁+遮熱シート+軽量金属で重ね葺き。廃材少・工期短。
     

  • 葺き替え:野地板・防水紙からフル更新。耐震・通気設計も同時に最適化。
    耐久目安:塗装10~18年/カバー20~25年/葺き替え30年級。

     

9. サービス③ 排水能力の増強:雨樋・集水・水切り最適化

狙い:降雨強度UP時代は**“溜めたら負け”**。

  • 雨樋の大型化・集水器増設:オーバーフロー跡がある家は最優先。勾配・吊金具ピッチも再設計。
     

  • 谷・軒先の堆積除去と形状最適化:角部の流速を上げ、逆流を抑える。
     

  • 水切り・捨て板:壁取り合い・笠木・バルコニー端部の立ち上げ高さと“逃げ道”を確保。
     

  • 地上排水の見直し:地面での滞水が基礎へ回らないよう落水位置も最適化。
     

10. 症状別・最短ルート(文章版フローチャート)

  • 棟が揺れている/ビスが見える → 固定強化を最優先 → 取り合い防水・塗装はその次
     

  • 天井に輪染みが出た → 近傍の取り合い・谷・トップライトから点検 → 下地含水率でカバー/葺き替え判断
     

  • 雨樋があふれる → まず清掃→歪み・勾配・口径を診断→大型化・集水器追加
     

  • 雨音が急に大きい → 屋根材の浮き・緩み・欠損を疑う→固定+継ぎ目処理→必要に応じてカバー
     

  • 風向で雨漏りが出たり消えたり → 負圧・吹上げに弱い取り合いが疑い濃厚→水切り増設・立上げ見直し
     

11. 太陽光・温水器・アンテナまわりの台風対策

  • 架台・ベースの締結トルク再確認、端末シールの寿命チェック。
     

  • ケーブルの擦れ防止、貫通部は防水ブーツ+押え金具で再施工。
     

  • アンテナ角度の再固定と支線テンションの調整。
    二次被害(パネル下からの浸水・ケーブル伝いの漏水)を防ぎます。

     

12. 住まいのタイプ別アドバイス(中古・二世帯・賃貸経営・空き家)

  • 中古購入前:点検レポートを価格交渉の根拠に。入居前に固定・防水・排水を一気通貫で。
     

  • 二世帯:在宅スケジュールが合わないことが多いので、短期で効く固定強化→計画修繕の二段構え。
     

  • 賃貸経営:共用部(谷・樋)優先。**“漏らした後の原状回復費”>“予防費”**の視点で。
     

  • 空き家:最小限の固定・排水だけでも先行し、内部劣化の連鎖を止める。
     

13. いくらかかる?「台風・屋根・費用・対策」を予算別に考える

  • 5万円まで:養生・差し替え・継ぎ目処理など応急。被害拡大の停止が目的。
     

  • 15万円まで:棟交換・端部やり替え・雨樋の部分更新。最初に壊れる所を重点強化。
     

  • 50~85万円:遮熱・高耐候塗装(30坪目安)。表層リフレッシュ+夏の熱膨張抑制。
     

  • 120~150万円:カバー工法(30坪)。最終防水の新設+通気で20年級へ。
     

  • 160~200万円:葺き替え(30坪)。下地から刷新して30年級。
    ※足場共通・付帯同時施工で総額最適化が可能です。

     

14. 依頼のベストタイミングと、繁忙期の賢い動き方

  • 梅雨明け~台風前:診断→固定強化→必要に応じて塗装・カバーの黄金ルート。
     

  • シーズン中:固定・排水の短期メニューで被害抑止→計画修繕は後日。
     

  • 通過直後:写真・状況の記録→初動相談→応急→本工事の順で。繁忙期は可変プラン(即日応急+後日本復旧)が効率的。
     

15. 見積もり比較のコツ(“同じ土俵”を作れば迷わない)

  • 工程:塗装は下塗り・中塗り・上塗り、カバー/葺き替えはルーフィング種・通気・板厚まで。
     

  • 材料:メーカー・品番・色番・缶数(㎡)・板厚・ビス種。
     

  • 下地補修:野地増し張り・貫材交換・差し替えの単価と上限を明文化。
     

  • 保証:雨漏り・材料・施工の区分と年数、初動対応時間。
     

  • 写真台帳:前・中・後の十分な枚数をデータ納品。
    総額ではなく、耐久性・再発リスク・暮らしの快適度まで含めた総コストで選びましょう。

     

16. よくある質問Q&A

Q. 台風直前でも、やる価値のある工事は?
A. 棟・ケラバの固定強化、役物やり替え、雨樋の通水改善、緊急止水は短期で効果が出ます。

Q. 予算が限られています。どれを優先?
A. 固定→防水→排水の順。見た目より“剥がれない・漏らさない・溜めない”。

Q. 塗装かカバー、どちらが正解?
A. 下地が健全なら塗装、素地剥離・広範サビ・漏水履歴ありならカバー/葺き替え。

Q. 雨樋は後回しで大丈夫?
A. 台風時の二次被害(外壁汚れ・室内浸入)の多くは樋の機能不全。屋根と同時が合理的です。

Q. 太陽光が載っていても工事できますか?
A. 架台・配線の扱いを設計に織り込めば可能。先に固定・防水・経路を確定します。

17. 依頼~完了までの流れ(はじめてでも迷わない)

  1. お問い合わせ:症状・築年・屋根材・過去工事・ご希望時期を共有
     

  2. ヒアリング:優先順位(費用・対策・耐久性)を整理
     

  3. 現地調査:外装・取り合い・屋根裏の状況を撮影・計測し、危険度と応急要否を口頭で説明
     

  4. 写真レポート&3案見積:応急/延命/根本を明示(費用・工期・保証)
     

  5. 仕様確定・ご契約:工程・近隣配慮・支払・保証の文書合意
     

  6. 施工:毎日、進捗写真を共有。天候順延は事前取り決めに沿って運用
     

  7. 完了検査・引渡し:写真台帳・保証書をお渡し
     

  8. アフター:定期点検のご案内と緊急連絡体制
     

18. まとめ:今日できる一手が、台風被害を最小化する

  • 浜松の屋根は潮風×紫外線×強風で“疲れやすい”。
     

  • 台風対策は固定・防水・排水の三位一体。弱点から順に整える。
     

  • 台風前は落ち葉清掃・集水器点検・屋内養生、通過後は記録→相談→応急の順で。
     

  • 見積は工程・材料・下地・保証・台帳まで揃えて比較。
     

  • いま動けば、被害コスト<予防コストを実現できます。
     

「台風は止められない。でも、被害は小さくできる。」

浜松市リフォーム・屋根工事で地域1番店を目指すかえルーフが、あなたの住まいに最適な台風・屋根・費用・対策の答えをお届けします。

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