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スタッフブログ

2025/08/19

真夏のトタン屋根は危険?温度上昇とその対策を解説

真夏のトタン屋根は危険?温度上昇とその対策を解説 画像

目次

  1. 先に結論:夏のトタン屋根は“高温・劣化・体感不快”の三重苦。放置より予防が安い
     

  2. 浜松市の夏がトタン屋根に厳しい3つの理由(潮風・日射・強風)
     

  3. トタン屋根の温度は何度まで上がる?実測から見えるリアル
     

  4. 高温が招く4つのリスク(居住性・材料劣化・雨漏り・安全)
     

  5. ご自宅でできる“夏の屋根・劣化”セルフチェック
     

  6. かえルーフの現場主義点検
     

  7. 予防の基本戦略:反射・遮断・通気・放熱の「4層思考」
     

  8. 具体策① 高遮熱塗装(色と塗料の選び方/失敗例)
     

  9. 具体策② 断熱材×通気層(小屋裏の熱ごもり対策)
     

  10. 具体策③ 棟換気・軒換気・屋根裏ファン(温度の逃がし方)
     

  11. 具体策④ 金属カバー・葺き替え(トタンを長寿命材にアップデート)
     

  12. 具体策⑤ 太陽光の“日傘効果”と光熱費最適化
     

  13. よくある間違いと注意点(打ち水/遮熱一発万能神話/DIYの危険)
     

  14. 補助金・減税・保険の使い分け(浜松市リフォーム・屋根工事の視点)
     

  15. 価格イメージと判断基準(“今いくら、10 年でいくら”の考え方)
     

  16. Q&A:冬は寒くならない?結露は?音は?塩害は?
     

  17. まとめ:検索キーワード「夏・屋根・劣化」に対する最短解—“今の一手”で夏を変える

1. 先に結論:夏のトタン屋根は“高温・劣化・体感不快”の三重苦。放置より予防が安い

トタン(亜鉛めっき鋼板)は軽くて加工性が高い一方、夏の直射日光で 70~80℃前後まで表面温度が上昇しやすく、小屋裏に熱がこもります。

これが

  • 2階が暑い/夜まで涼まない
     

  • 断熱効果低下や塗膜の早期劣化
     

  • 熱膨張によるビス緩み→隙間→雨漏りリスク
     

  • 屋根作業時の熱中症・転落リスク
    を引き起こします。
    結論はシンプル。「反射+断熱+通気+放熱」を段階的に整えるのが、最短で費用対効果の高い“予防メンテ”。

  • 悪化してからの修繕(葺き替え+内装復旧)より、早期の予防の方が 1/2~1/5 のコストで済むことがほとんどです。

2. 浜松市の夏がトタン屋根に厳しい3つの理由(潮風・日射・強風)

潮風(塩害):遠州灘に面した浜松は、海塩粒子が金属表面に付着しやすい地域。汗で例えるなら“常時うっすら塩をまとった”状態で、めっき層の自己防食が早く消耗します。
日射・紫外線:日照時間・UV 量が全国でも高位。塗膜が粉化(チョーキング)→素地露出→サビの順で劣化が進みやすい。
強風(台風・からっ風):夏~秋の季節風で、熱膨張と収縮を繰り返したビスが緩み、継ぎ目やハゼに毛細管浸水が起きやすくなります。
この三重苦が「夏・屋根・劣化」の検索意図そのもの。浜松市の屋根工事は“普通の街”より 2~3 年先回りが基本です。

3. トタン屋根の温度は何度まで上がる?実測から見えるリアル

当店の現場(浜松市内・南~中区)で真夏の午後に屋根上に上って赤外線温度計で測ると、

  • 濃色トタン:78~83℃
     

  • 明色トタン:68~72℃
     

  • 遮熱塗装済みトタン:55~60℃台
    といった値が一般的。屋根裏は 35~45℃になり、夜 22 時でも 30℃超が続く家が珍しくありません。室内の体感は「湿度×放射熱」で決まり、屋根裏が熱いほど寝苦しさが続きます。

4. 高温が招く4つのリスク(居住性・材料劣化・雨漏り・安全)

  1. 居住性:2階の冷房負荷が増え、電気代が跳ね上がる。睡眠の質にも直結。
     

  2. 材料劣化:塗膜の樹脂結合が切れチョーキング→赤サビ→穴あき。
     

  3. 雨漏り:熱膨張・収縮の反復でビス頭浮き・継ぎ目開き。大雨・台風で浸水。
     

  4. 安全:70℃超の屋根上は火傷・熱中症危険。DIY は禁物です。

5. ご自宅でできる“夏の屋根・劣化”セルフチェック

  • 軒裏や破風に赤サビの雨筋が出ていないか
     

  • 雨樋に金属粉の黒い堆積がないか
     

  • 強風後、庭に小さな金属片が落ちていないか
     

  • 室内天井に薄い黄ばみがないか(要注意)
     

  • 2階が夜になっても暑い(屋根裏熱ごもりのサイン)
    ひとつでも当てはまれば、点検のタイミングです。

6. かえルーフの現場主義点検

  • 目視・触診でビス頭・継ぎ目・塗膜の状態を確認
     

  • 高倍率カメラで 150~200 枚撮影(劣化・サビ・隙間)
     

  • 小屋裏へ入り温湿度と木部含水率を計測
     

  • 必要に応じ屋根表面温度を即時測定
    その場でタブレット共有→危険度と応急要否を口頭でご説明。3営業日以内に**写真付きレポート(PDF)と3案見積(予防/延命/根本)**を無料でお届けします。

7. 予防の基本戦略:反射・遮断・通気・放熱の「4層思考」

  • 反射:屋根表面で太陽熱をはね返す(高遮熱塗装・明色選択)
     

  • 遮断:侵入熱を遅らせる(断熱材・輻射遮蔽シート)
     

  • 通気:溜まった熱を動かす(通気胴縁・通気層)
     

  • 放熱:小屋裏の熱を逃がす(棟換気・屋根裏ファン)
    この順に重ねると、“夏・屋根・劣化”の要因を前段で止め、後段で逃がせます。

8. 具体策① 高遮熱塗装(色と塗料の選び方/失敗例)

何が効く?
最新の無機ハイブリッド遮熱は近赤外線反射率 80~90%。屋根表面 −15~25℃、小屋裏 −3~8℃の改善が狙えます。
色の選び方
濃色よりペール~ミディアム系が有利。デザインと遮熱の折り合いをつけるなら中間色+高反射顔料が現実解。
施工の肝
高圧洗浄→素地調整→金属用プライマー→中塗り・上塗り。既存サビは“落とし切る”が鉄則。
よくある失敗
・下地処理不足で半年~2年で剥離
・遮熱のみで夜間の熱だまりが残る(断熱・換気を併用すべき)

9. 具体策② 断熱材×通気層(小屋裏の熱ごもり対策)

吹付け硬質ウレタン 50mm 以上は熱伝導率 0.024 W/mK。曲面や配線周りも隙間なく充填でき、遮音・気密も向上。
ただし断熱は“熱を遅らせる”性質が強く、通気層がないと夜の放熱が遅れます。
おすすめは、

  • トタン面下にアルミ輻射シート+通気胴縁で外気が流れる層を作る
     

  • 小屋裏側は吹付けウレタンで伝導熱をストップ
    この合わせ技で、昼の直射と夜の熱残りに同時に効きます。

10. 具体策③ 棟換気・軒換気・屋根裏ファン(温度の逃がし方)

棟換気:自然上昇気流で常時排熱。小屋裏の湿気も抜けて結露抑制に寄与。
軒換気:吸気側。棟とセットで空気が道を通る。
屋根裏ファン:温度センサー連動でオート運転。真夏午後の熱だまりに効く。
この3点を整えると、屋根裏ピークが 30℃台まで落ちる事例が増えます。

11. 具体策④ 金属カバー・葺き替え(トタンを長寿命材にアップデート)

カバー工法(既存トタン上に軽量金属を重ね張り)

  • 通気胴縁+高耐食ガルバ(SGL など)+遮熱下葺き
     

  • 廃材少・工期短。120~150 万円(30 坪目安)
    葺き替え(既存撤去→下地強化→新設)

     

  • 野地板増し張り+高性能ルーフィング+立平・横葺き
     

  • 耐久 30 年級・耐震性も向上。160~200 万円目安
    穴あき・下地腐朽が進んだトタンは“塗るより替える”が結果的に安上がりです。

12. 具体策⑤ 太陽光の“日傘効果”と光熱費最適化

パネル自体が日射を遮り、裏面の通気層ができるため、屋根材への熱伝導が減ります。

  • 7 kW で年 12~15 万円の家計改善(売電+自家消費)
     

  • 遮熱塗装や断熱との相乗効果が高い
     

  • 「浜松市リフォーム×屋根工事×補助金」の交付対象になりやすい

13. よくある間違いと注意点(打ち水/遮熱一発万能神話/DIYの危険)

  • 屋根への打ち水:蒸気で小屋裏湿度が急上昇し、結露・カビの原因。絶対に NG。
     

  • 遮熱だけで万能:夜の熱残りは解決しません。断熱・通気・換気とセットで。
     

  • DIY:真夏の屋根は火傷・熱中症・転落リスクが極めて高い。プロに一任してください。

14. 補助金・減税・保険の使い分け(浜松市リフォーム・屋根工事の視点)

  • 住宅省エネ 2025:遮熱塗装・断熱・太陽光・蓄電池の同時申請で最大級。
     

  • 浜松市の住環境向上リフォーム:遮熱・断熱で定額交付されやすい。
     

  • 投資型減税・固定資産税減額:省エネ改修条件クリアで税負担を軽減。
     

  • 火災保険:台風での棟・板金損傷は原状復旧が対象。足場共通化で自己負担減も可能。
    申請は着工前が鉄則。当店は無料代行で取りこぼしを防ぎます。

15. 価格イメージと判断基準(“今いくら、10 年でいくら”の考え方)

  • 高遮熱塗装:50~80 万円/耐候 12~18 年
     

  • 断熱(吹付け 50mm)+通気:40~80 万円
     

  • 棟・軒換気:10~25 万円
     

  • カバー工法:120~150 万円
     

  • 葺き替え:160~200 万円
     

  • 太陽光 7 kW:140~180 万円(補助・売電で 7~10 年回収)
    判断軸は「今の症状」「住み続ける年数」「電気代」。10~20 年の総支出で最安を選びましょう。予防は常に“最強の節約”です。

16. Q&A:冬は寒くならない?結露は?音は?塩害は?

Q. 遮熱で冬は寒くならない?
A. 近赤外線の反射が中心。冬の体感への影響は軽微で、断熱はむしろ暖房効率を上げます。
Q. 結露しない?
A. 断熱だけだと結露のリスク。通気・換気をセットにすれば抑えられます。
Q. 雨音が気になる?
A. 断熱材+通気層で遮音も向上。体感が和らぎます。
Q. 塩害は?
A. 高耐食ガルバ(SGL 等)+明色+定期洗浄で寿命を大幅に延ばせます。

17. まとめ:検索キーワード「夏・屋根・劣化」に対する最短解—“今の一手”で夏を変える

  • 夏のトタン屋根は 70~80℃。小屋裏は 35~45℃で夜も暑い
     

  • 高温は劣化・雨漏り・高電気代を同時に招く
     

  • 予防の正解は反射×遮断×通気×放熱の重ねがけ
     

  • 症状と予算に応じて、遮熱塗装→断熱・通気→換気→カバー/葺き替え→太陽光の順で強化
     

  • 補助金・減税・保険を併用して自己負担を抑え、総支出最小を狙う
     

  • 点検はプロが屋根に上って写真・数値で“根拠”を出すのが近道

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